2021.04.15
おしゃれなやちむんをご紹介!やちむんの特徴も解説します
こんにちは !うちなー茶屋ぶくぶくが運営するやちむん通販サイト「おきなわマチカンティ」です。
「やちむん」と聞くと、沖縄の家庭で親戚やご近所さんが集まったとき、大皿料理を載せている風景を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
また、その色合いは茶色や濃紺と白のシンプルな色合いのものが多いと予想していませんか?
確かにやちむんは古くから沖縄の人の生活に馴染み、ファッション性よりも機能性を重視したサイズ感や色合いのものが多く作られていました。
しかし近年ではやちむんの釉薬(ゆうやく)も進化をし、沖縄の海や空、緑豊かな自然をイメージしたより爽やかなデザインのものも増え、ちょっとしたプレゼントから晴れの日のお祝いにも重宝される逸品となっています。
今回はどんどんおしゃれさが増し、ファンも急増中のやちむんについてご紹介します!
やちむんとは?色や紋様のおしゃれさもポイント!
やちむんとは、約400年前から沖縄県那覇市内にある壺屋エリアや読谷村にある「やちむんの里」を中心に発展した焼き物の総称です。
定番は日常生活に欠かせない食器ですが、それ以外にも部屋の装飾品なども作られるようになり、その活躍の幅は広がっています。
やちむんといえば、古くは献上物や輸出品の運搬に使われる瓶(かめ)を指しました。
そのため、赤色の粘土色の置物や、釉薬の種類により深みのある色合い青・茶・白を基調としたやちむんが一般的とされていました。
しかし現在では釉薬の種類や絵付けの技術が発達しているほか、陶工も増えたことにより個性的なやちむんが作られ、よりバラエティに富んだデザインが人々に愛されています。
現在のやちむんのおしゃれなデザイン例
やちむんの三大定番模様といえば「唐草模様」と「点打ち」「線彫り」です。
まず「唐草模様」といっても日本の古くから伝わる緑に白文字の唐草とは違い、やちむんに描かれるのは沖縄の県花でもある「デイゴ」の花をイメージしたものが多く連なります。
例えばやちむん4.5寸鉢【陶芸 こまがた】などは、とてもオーソドックスなデイゴ唐草模様でありながらベースの釉薬の色合いがより透き通り、沖縄の真っ赤なデイゴの花が咲いているのを想像させます。
「点打ち」はその名の通り、水玉模様が点在されている模様。
こちらもやちむん そばちょこ【陶芸 こまがた】のようなデザインが代表的です。
「線彫り」は繊細な魚紋線彫りなどが有名で、子沢山の魚にあやかって結婚祝いなどにも重宝されています。
そのほか、やちむん 星砂 一尺皿【限定1点のみ】 のように刷毛が織りなす自然な渦やグラデーションを楽しむ「刷毛目」や、櫛を使って模様をつける「櫛描き」などもあり、伝統の釉薬塗り・絵付けだけでもバリエーションは豊富です。
近年では刷毛目と線彫りにより、物語を思わせるやちむん 小鉢【夢の中シリーズ】のような作品もあり、おしゃれなデザインが多種多様に揃っています!
なお、やちむんの詳細については「やちむんとは?その特徴や背景、デザインの魅力まで詳しくご紹介!」もご参考くださいね!
おしゃれなやちむんを買うなら「うちなー茶屋ぶくぶく」へ!
実際に沖縄へ足を運ぶことができる方は、おきなわマチカンティで取り扱っている作品を直接見て選ぶことのできる「うちなー茶屋ぶくぶく」へもぜひ立ち寄ってくださいね♪
やちむんを購入できるショップと琉球王朝時代に生まれた沖縄のお茶「ぶくぶく茶」を始めとした飲み物・お菓子を楽しむことができるおしゃれなカフェが併設されています。